總持寺の歴代住持

總持寺の歴代住持

總持寺は後援活動もしています。横浜市を本拠地とする「横浜F・マリノス」への支援組織の一つ「横浜F・マリノス法人会」の会員で、ちなみにゴールドメンバー会員でもあるます。横浜F・マリノスのシーズン中の必勝祈願は總持寺で執り行っています。

總持寺の開山は瑩山紹瑾で、石川県能登の門前町に總持寺を開いたの瑩山紹瑾禅師が54歳の時でした。

瑩山紹瑾

瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)は一般的に瑩山禅師と呼ばれていて曹洞宗では道元を高祖、瑩山を太祖と尊称しています。誕生した年は1264年(文永元年)とする説と1268年(文永5年)という説がありますが、一般的には1268年(文永5年)11月21日生まれです。曹洞宗の第四祖です。

越前多禰(現在の福井県越前市帆山)の豪族、瓜生氏の長男として生まれました。幼名は行生(ぎょうしょう)。母親の熱心な観音信仰の影響を受けており、幼少時から信仰心に目覚めました。そして8歳で永平寺に入り、徹通義介(てっつうぎかい:永平寺3世、大乗寺開山)の下で沙弥(しゃみ:見習い小僧のこと)となりました。13歳の時、永平寺2世孤雲懐奘(こうんえじょう)について出家得度しました。

見仏しま専科

瑩山紹瑾禅師の思想

曹洞宗の開祖道元は祈祷や祭礼を否定はしませんでしたが、その対象としては永平寺の僧たちの安全祈願と寺院周辺の天候回復などの祈願が主でした。最晩年の1249年に『永平寺住侶利親』で「まさに諸方への護持僧参勤事を停止すべし」と命じたように、他の寺院が行なっているような、寺院以外での加持祈祷を禁じていました。

これに対して永平寺第三世となった徹通義介(てっつうぎかい)は1259年に中国宋に留学して密教の祈祷を学んだあとに日本に帰国してから永平寺の規則や儀式の整備といった、仏殿を建てて礼仏を取り入れたりといった積極的な改革を行いました。このような改革は寂円(じゃくえん)といった等の道元の遺風を慕う一派との対立を生むことになり、三代相論とよばれる宗門内の紛争に発展することになりました。

瑩山は師僧、義介の遺志を受け継いで道元以来の出家修行に加えて密教的な加持、祈祷、祭礼などを取り入れます。永光寺を伝道の拠点として下級武士や商人に禅を広げることで、修行人口の拡大をもたらすことになりました。これには、瑩山が依拠した寺院が、以前の白山系の天台寺院であったことや、兼修禅的傾向の強い法灯派の僧たちと瑩山との密接な関係が影響したとも考えられています。

瑩山門下には四哲と呼ばれる明峰素哲(めいほうそてつ)、無涯智洪(むがいちこう)、峨山紹碩(がぜんじょうせき)、壺菴至簡(こあんしかん)をはじめとする俊英逸材が多数輩出して、曹洞宗の興隆の基礎を固めることになりました。晩年の道元は女性の出家修行に否定的でしたが、瑩山は積極的に門下の女性を住職に登用して、女人成道の思想を推し進めていきました。

今日の曹洞宗の隆盛は瑩山とその門下によるものであるといいほどと言っても過言ではないほどです。このため第4世でありながら開祖の道元と共に宗祖として尊崇されています。

瑩山紹瑾禅師活動の略歴

1280年(弘安3年)…
孤雲懐奘(こうねじょう)について得度。
1285年(弘安8年)…
諸国行脚に立つ。宝慶寺寂円などを訪ね、比叡山に上って天台教学を学ぶ。
1286年(弘安9年)…
紀伊由良(現在の和歌山県日高郡由良町)の興国寺に心地覚心(しんちかくしん)を訪ねる。
1288年(正応2年)…
宝慶寺寂円を再訪して、永平寺に帰山する。
1289年(正応2年)…
三代相論により永平寺を下山した義介に従って加賀(現在の石川県金沢市)大乗寺に移る。
1295年(永仁3年)…
阿波国海部郡司が開基した城満寺(現在の徳島県海部郡海陽町)に招かれ、同寺を開山、住職となる(1296年との説も)。眼可鉄鏡(げんがてっきょう)をはじめとした70人余に授戒する。
1298年(永仁6年)…
義介に呼ばれて、加賀国大乗寺に戻る。
1300年(正安2年)…
義介の代理として大乗寺の修行僧に対して釈尊以来五十二祖の機縁を提唱(=講義)する。後に『伝光録』としてまとめられる。
1302年(正安4年)…
大乗寺2世となる。
1311年(延慶4年)…
加賀常住寺を開山する。
1313年(正和2年)…
能登(現在の石川県羽咋市)永光寺を開山する。
1320年(元応2年)…
後醍醐天皇より「十種の勅問」が下されて、奉答する。
1321年(元応3年)…
能登總持寺を開山する。
1322年(元亨2年)…
後醍醐天皇より總持寺に「日本曹洞賜紫出世之道場」の綸旨を下される。
1324年(元亨4年)…
『瑩山清規』を著。
1325年(正中2年)…
永光寺にて病没。

歴代住持

開山 瑩山紹瑾 (1268年 ~ 1325年)…
佛慈禅師 弘德圓明國師 常濟大師
第2世 峨山韶碩(1275年 ~ 1365年)…
大現宗猷國師

輪住…塔頭五院住持の一定期間交替輪番制

  • 普蔵院… 太源宗眞 (?~ 1370年)
  • 妙高庵… 通幻寂霊(1322年 ~ 1391年)
  • 洞川庵… 無端祖環 (不明)
  • 伝法庵… 大徹宗令 (1333年~ 1408年)
  • 如意庵… 実峯良秀 (1318年~ 1405年)

独住…第3世以前は能登總持寺

  • 第1世:栴崖奕堂(1804年~1871年) …諸岳奕堂 弘濟慈徳禅師
  • 第2世:畔上楳仙 (1825年~1901年)…大岡楳仙 法雲普蓋禅師
  • 第3世:西有穆山 (1821年~1910年)…穆山瑾英 直心浄國禅師
  • 第4世:石川素堂(1841年~1920年)…牧牛素堂 大圓玄致禅師
  • 第5世:新井石禅(1864年~ 1927年)…穆英石禅
  • 第6世:杉本道山(1847年~ 1929年)…玄光道山 眞應誠諦禅師
  • 第7世:秋野孝道(1857年~ 1934年)…大忍孝道 黙照圓通禅師
  • 第8世:栗山泰音(1860年~ 1937年)…雷澍泰音 覺同行智禅師
  • 第9世:伊藤道海(不明) 
  • 第10世:鈴木天山(1863年~ 1941年)…白龍天山 密傳慈性禅師
  • 第11世:大森禅戒(1871年~ 1947年)…活龍禪戒
  • 第12世:高階瓏仙(1876年~ 1968年)…玉堂瓏仙 大鑑道光禅師
  • 第13世:福山界珠
  • 第14世:久我篤立
  • 第15世:佐川玄彝(1866年~ 1944年)…訓山玄彝
  • 第16世:熊澤泰禪(1873年~ 1968年)…祖學泰禪 大光圓心禅師
  • 第17世:渡辺玄宗(1869年~ 1963年)…本行玄宗 圓鑑不昧禅師
  • 第18世:孤峰智璨(1879年~ 1967年)…瑩堂智璨 円応至道禅師
  • 第19世:岩本勝俊(1891年~ 1979年)…絶海勝俊 正応天眞禅師
  • 第20世:乙川瑾映          …形山瑾映
  • 第21世:梅田信隆(2000年)…真源宏宗禅師
  • 第22世:成田芳髄     …得道芳髄
  • 第23世:板橋興宗(1927年~     … 閑月即心禅師:現、御誕生寺開山住職
  • 第24世:大道晃仙(1917年~ 2011年)…慈峰英鑑禅師
  • 第25世:江川辰三( 1928年~   )…大寛眞應禅師
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